無意識は、無意識に変わらない。
そういえば去年、歯医者に行った時、
「このままいくと、出っ歯になるよ」
と言われた。
自分は上の前歯の隙間が少し空いている。
特段変なわけではないので、コンプレックスではなかったが、
それのせいで、息を呑み込む時に、舌がその前歯の隙間を押さえつける癖があったらしい。
押さえつける、すなわち押すなので、そのままだと前歯がどんどん前に出てしまうというわけだ。
そう言われてからネットでググると、どうやら普通の人は、無意識の時に舌は口の上のスペースにあるらしい。
本題ではないため、詳しく知りたい人は↓を見て欲しい。
知っておきたい「正しい舌の位置」セルフチェック法と舌癖改善トレーニング方法を解説 | 歯列矯正の基礎知識コラム | 東京・エムアンドアソシエイツ矯正歯科
ここで言いたいのは、無意識に誤っていた舌癖を直すのは大変苦労したことだ。
無意識に、やっていたことなので気がつくと元に戻ってしまう。
よし、気をつけようと思った数分後にはまた元に戻っている。
ず〜〜〜っと意識し続けるのは不可能なのだから、仕方がない。
気付くたびに、意識して変えるしかないのだ。
三ヶ月ほど経つが、まだ意識すると舌癖が悪い時がある。
まだ、直らないのだ。これほどまでに無意識の癖は直らない。
あなたは無意識の時に何をしているだろうか?
それは、無意識には気づかないし、無意識に変わることなど絶対にない。
無意識は、無意識には変わらない。
無意識は、意識しても中々変わらないからだ。
だが、今日からは変えられるだろう。
「雨だれ石を穿つ」ようにゆっくりとだが、